エジプトで焼き肉。日本人として「安全と優雅」をとるか「勇気と冒険」か。
公開日:
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最終更新日:2015/09/24
カイロのレストラン
駐在系日本人御用達、ザマレクにある韓国料理店HANA。
私は何年も前に連れてってもらったコトがあるんですが、その時の印象は弱く(何を食べたかさえ記憶にございません)
こちらに移住してからたまに行くようになり、今更その存在意義を実感中なのであります。
何がすごいって、毎回無料で7〜8種の小鉢がついてくる!
小皿といえばペースト(=パンに付ける用)なエジとは全く違う前菜の豊富さ。
内容はその日によって違うのですが(キムチはデフォルト)
あっさりした青菜のシャキシャキ感やさつまいも天ぷらの甘さとかが身にしみる・・・。もうコレだけで満足。
メニューは、韓国料理だけではなく日本?や中国?な料理も豊富。
そしてとうとう初焼き肉 in エジプトに手を出しました。
エジプトでやるとは思わなかった、テーブルで肉を焼く行為。それだけでちょっとテンションが上がる。
サンチュの代わりにレタス。割とイケる。しかし洗った後水切りしてないのかビショビショ。
カルビが予想以上に柔らかくて美味しい。焼き肉のタレも甘辛で嬉しい。
お口直しのフルーツまで出てきて、お腹は満たされつつ重くない、エジプトご飯とは違うこの素敵な満足感。
私の胃はアジア人、韓国料理万歳。
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このお店では常に日本人に遭遇します。
連続で2回見かけたおじさまは、見た目も中身もザ・日本人。
後輩への絡み方含め新橋のサラリーマンと何ら変わりなく、もう数年カイロに住んでいるようには全く見えない劣化のなさ。
なぜなら暮らしぶりが全然エジじゃない。
アラビア語はおろか英語も話さず(100%日本語で仕事)専属のドライバーがいて、会社提供の豪邸に住み
日本食材の配給があり、行きつけのお店は韓国料理(そして和食と中華)。「エジプト」と接する機会ほぼなし。
つくづく人間は、「住む国」というより「生活環境」で変わるんだな〜と。
ココまで「日本人流」を貫かれると「異質な文化」に変に接触してストレスためてひねくれちゃうよりいいのかも?とさえ思うすがすがしさ。
こういう人の生活を、安全で優雅〜とも思いつつも
裸一貫でエジプトに乗り込み、死ぬほど傷ついてありえないほど怒って、泣いたり笑ったりしながらエジプト人たちとガチで向き合って生活している日本人を見て、勇気と冒険を感じる。
私はどっちでもないけど、たまにアジア料理は食べたいですやっぱり。
サラーム♥︎
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