【マラケシュ】モロッコ料理教室!スパイス&パン編。粉もの制作は日本人に合うけどやっぱりご飯が恋しい。
公開日:
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最終更新日:2015/12/12
マラケシュ旅
現在地マラケシュです。
「観光ゼロ、とにかく買い物ときどきハマム」な旅行目的ですが
もう一つ・・・。
「モロッコ料理を習いたい」in マラケシュ。
使うスパイスがエジプト料理と似てる、モロッコ料理。
結構旅行者向けにピンキリな料理教室が開催されてるのですが
口コミ評価の高さ&スパイスの説明があるってんでココに決めました。
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お庭にはオリーブやイチジクがたわわに実るマラケシュ郊外の広々敷地。
陽気なフランス人オーナー(おじさん)がお出迎え。2008年のリーマンショック後の不景気でパリでの仕事を辞めてモロッコに移住。毎日美味しいものが食べれて幸せだそうです。
<本日のメニュー>
・3種のサラダ
・牛肉のタジン
・モロッコパン
・ムスメン(デザート)
モロッコ人シェフのパン作りデモンストレーションからスタート。
この後30分ほどタネを寝かせる・・・
なるほど、その間に講義を聞いて時間を有効に使うのね!パンのタネはただ混ぜるだけだしね。
スパイスWS。
スパイスの周りにある塗りつぶされたパープルの眼鏡はなんだろ?フランス人流インテリアデコレーション?と思ったら
この何も見えない眼鏡をかけて匂いをかぎ、どのスパイスか当てるテストが行なわれたのでした。結構当たらない。
一番印象に残ったのは「本物のサフランはめっちゃ高い、安いのは偽物だ。」という先生の熱弁。
終了後、さっきのタネでパンを焼くのか〜と思いきや
それぞれにセモリナ粉・小麦粉・水が渡される。アレ?
自分で一から作るらしい。こねこねこね。
水加減、こね加減等、実際にやってみるとなにげに深かったタネ作り(この後タネ寝かしてる最中に他の料理を制作)。
さて、いよいよ焼きです。
かわいい・・・。
ただ結構厚みがある。「スパチュラ使って、側面も焼いてください。」
どうやって??
まさかのこんな状態で焼かされる。ちょっとずつずらすとか、ホントにこんなんモロッコ人やってるの?ずっとつきっきり、超非効率では??
そんな中、おじさんが大音量のCDに合わせながらナゾのタブラを叩いて私たちを応援。
一番最初に合格点をもらった私のパン。焼き加減がパーフェクトと褒められる。ウチの子が一番、みたいな親バカ気分を味わう。
他のメンバー(フランス人・オランダ人)は、側面焼くのにフライパンのふちに立てかけたりしてさぼったため、ダメだしを食らってました。くすくす。
日本人てこういうの几帳面にやりますよね〜。
カタチを均一にしたり、得意分野ですよね〜。
でも・・・やっぱりパンよりお米が好きですよね・・・。
モロッコ人女性は毎日パンを焼くのが当たり前。「パンを買う」なんて、ダメ女子だと。
まあ日本人も数十年前は「サトウのごはん」とか「コンビニやスーパーで白飯だけ販売」とかありえなかっただろうから
モロッコもいつか変わるかも?
パン作りはかわいいし楽しいですが
別にパンをそんなに食べたくない&特にエジプトでは安く買えちゃうモノをわざわざ作るメリットが少なめ。
手作りはやっぱり安全だし美味しいし、気持ちは豊かになるから、人生がめちゃめちゃヒマになったらありかも。
サラーム♥︎
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